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硬い鶏血石
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18mm円 鶏血石



 
一本の鶏血印材を真ん中で切って、2個の印を刻してくれと頼まれた。

いざ作業にかかって、鋼材も切れる鋸刃を当て試みてみるも、

少し進んだところでもう鋸刃が摩滅。2本を消費してしまった。

それではとダイヤモンド粉を着けた刃を買って来て、ようやく分離。

硬さとの格闘は、この後の印面磨きと奏刀と、ずっと続いた。

ハイス鋼の刃先が食い込まない・・・。滑っては左手指に何回も突き刺す羽目に・・・。

それでも垂直という角度(?)を探し出して突き込むと、なんとか微小の穴が出来る。

それを起点にやっと刀を動かすことが出来るのだが、進度は孫亀まで乗せて歩く

親亀よりのろいか・・・。結局は腕の回復と相談しながら刻了までに二週間が過ぎた。

丁敬は切刀法の刻法を始めたとされるが、硬い印材と格闘する中で見つけ出した

のではないか、などと一人悦に入ることで、なんとか根気を保った次第。

「もう一本あるよ」と今言って来ても、しばらくは刻したくない・・・。
【2010/04/11 23:00 】 | 書と篆刻
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