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【2020/04/06 02:01 】 |
琵琶湖に旅 11

10時を出発予定にして、それまで長浜の黒壁スクエアーを散策しました。

ここは古くからの建物や街並みを活かしながら、再活性化を図るプロジェクトが

成功した例として有名で、全国から視察に訪れる場所だとか。

そんなことは帰ってから調べて分かったことですが、

散策しながらも並々ならぬ努力をしている街だなあ、と感じていました。

ウイキペディアで「黒壁スクエアー」を検索してみてください。

刻字の看板が多い、と先日書きましたが、本当にその通りで、

その中でも特に素晴らしい刻字看板を見ることが出来ました。

上田桑鳩の書で、「文具屋」小山仁商店の看板です。

以前からネット検索でこの看板は見て知っていたのですが、

やっと本物に会うことができました。







左の建物は黒壁ガラス館。

この旧銀行の取り壊しの危機に際して再生復興計画のプロジェクトが立ち上がり、

黒壁ガラス館として再生したところから始まって、次々と30の古建築が復興され、

美術館やガラス館、ギャラリー、カフェ、工房、レストランとして再生されたそうである。

さらにエリア内の周辺建築も復興されて、観光の街として成功している。

中央は大手門通り。上には曳山祭りの子供歌舞伎の絵がある。

右は黒壁五号館。









小山仁商店の「紙文具」の刻字看板。

二間強の長さ。縦の高さも80センチくらいあるでしょう。

大手門通りを進んでいくとあります。







文字の周囲を彫りこんで、さらに線をカマボコ彫りにしています。丸味の線に仕上げている。

かすれが面白い。最近に胡粉と朱を新たに施して、美しい状態になっている。

また地の部分には細かく丸のみによるサライが施されている。






落款部分も印に至るまで非常に精緻な刻である。同様の彫り方である。

また台座の造りも大変凝った意匠になっている。







周囲には銅板があてがわれている。

書も素晴らしい。刻も素晴らしい。

彫刻家の名が出て来ないのは、可哀そうなことである。






平成24年度から始まった第1回長浜景観広告大賞を受賞している。

さもありなん。滋賀県の重要文化財にしても良いくらいである。

残念ながらまだ10時の開店前で、お店は閉っていました。

右隣には海洋堂ミュージアムがあります。







その反対側で右に進むと、この「土田金物店」の看板がありました。

これも大きなもので、二間強。文字の周囲は金網になっていて、後ろが透けて見えます。

お店は金物店ではなくなっていましたが、看板は外さないようにと言われているそうです。

これも宝物ですね。







凸凹堂は石のアクセサリーショップ。全国展開のお店ですね。

面白い看板です。







反対側から。







それぞれに書き手が違う看板が飾られています。

書体、刻し方、木の形状、面白いです。





















他にもたくさんありました。また看板目当てに訪ねてみたいです。

刻字看板がこれほどに街づくりの一翼を担っていることに大変興味を覚えました。

プロジェクトの中心に理解者がいるということでしょう。








6D
SIGMA35mm F1,4
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【2015/11/14 00:01 】 | 生活
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