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【2020/04/05 17:00 】 |
日下部鳴鶴「八十自述」七絶

日下部鳴鶴の80歳の作品です。






 
   
半切
 
 
 
 






80年の長寿への感慨を述べる。


  命長きは天の定めるところ。

  築いてきた功名や富貴など烟のようなものである。

  俗外での欲など淡いものであることを誰が知ろう。

  この天地の間の80年を回顧しているよ。


丁巳は1917年、大正6年である。

鳴鶴の没年は、大正11年。


用印は、引首印が「閑雲萬里」、38ミリ縦、徐星州の1914年の刻。

落款印は、呉昌碩の刻。

白文は「日下東作」、朱文は「子暘」。24ミリ角。1891年の刻。






軸と題署部分の拡大






題署の落款印







軸には直接に題署がされている。

その書風は鳴鶴が書いたかのような筆致である。

落款印を見ると、判別しにくい捺し方がされているのだが、

「交翠」ではなかろうかと思う。

白文の方は交字に見える。

翠は右に下部(衣に一画ひっかけ・卒)を置いて、左の見えにくい部分に羽があるのではと見る。

交翠は作品の左に為書として見える人物である。

詳しくはわからないが、弟子のひとりであろう。

作品中、交翠の下に「両政」の文字がある。

教えを乞う言葉であるが、あまり見ない。

この書の半切の他にもう1点、画などの何か作品があったのかもしれない。

それで、二つながら正せ、となるものかと推察している。







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【2014/02/12 23:42 】 | 鑑賞
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