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【2020/04/06 01:15 】 |
松田雪柯 半切作品




 

 
 
 
 

     元修之印  子践氏   1寸




    間窓  1寸










『聖筆』誌の来月1月号の原稿には、松田雪柯の半切作品を載せる。

落款部分に「新年作」とあるがゆえである。


松田雪柯はご存知のように、明治11年に貫名菘翁の高弟として、

日下部鳴鶴や巌谷一六に招かれて上京し、書法を講義した。

また楊守敬の来日を縁として、三人そろって楊氏に会いにゆき、

書法の疑問を問うたり、舶載された多くの古典の拓本類に接して、

学書の方向性を示唆された。

近代の書道史の起点ともいうべきシーンに登場する一人である。


この作品は「辛巳」とあって、明治14年にあたる。

この年の9月に雪柯は病没するので、最晩年の作品といえる。

菘翁譲りのところも見え、鳴鶴との近似も感ずる。

いささか終筆部の卒意さを感ずるが、自然の気があって楽しめる作品である。


印は、白文が名前の「元修之印」。

朱文は、あざなの「子践氏」。

古文を使っているので難解である。

引首印は、「間窓」。

伊勢の篆刻家のものだろうか。

自用印は16家(刻者)、53顆ほどを数えるようだが、全貌を見たいところである。












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【2013/12/14 21:59 】 | 鑑賞
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